2008年4月9日水曜日

保健大臣:鳥インフルエンザウィルスは独自で調査する

Menkes: Sampel Virus Flu Burung akan Diteliti Sendiri (detik.com 4/8)

保健大臣のシティ・ファディラ・スパリは、鳥インフルエンザウィルスのサンプルを外国に送ることを拒絶する。ウィルスは、国際基準の研究施設を建設し、独自に調査されることになる。

保健大臣は、もしウィルスのサンプルが国外に送られた場合、ブーメランになり、生物兵器として使われる可能性があることを、恐れている。

「もしも私が生物兵器のために送るとしたらどうでしょう」と4月8日にスラバヤのイスラム教学院で行われた自著の読書会(本の内容を語る会)で話した。

ファディラ・スパリ自身、インドネシアから鳥インフルエンザウィルスを送るようにというWHOからの要請を断った。なぜなら、彼女によれば、インドネシアのウィルスと他国のものは異なるからだと語った。彼女はその断固とした態度が他からどう思われるかということは、気にしていない。

この断固とした態度により、ガジャマダ大卒の大臣は、もしも研究施設が国際基準を満たしていなければ、脅威となると話した。

「私はウィルスを人質にするつもりはない、しかし我々は独自で調査していく。我々は国際基準の研究施設を建設する」

心臓病専門医のこの大臣は、国外に送られたウィルスは生物兵器に使われるかもしれない。最初はワクチンを作るためだが、ある時、DNA配列を見つける可能性がある。

「私はこの情報を2006年にシンガポールの雑誌の中に見つけた。私の本を読んでみなさい」と笑いながら話した。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 keiseiさんへ。時々チェックさせていただいています。現地の空気が伝わってきます。貴重な情報、ありがとうございます。
 ところでシティ保険大臣の言動は、インドネシアの歴史を考慮したとしても過激に感じますが、地元ではこういう雰囲気なんですか。