2008年4月15日火曜日

米国保健福祉省長官とインドネシア大統領会談

AS BANTAH MANFAATKAN SAMPEL H5N1 DARI NEGARA BERKEMBANG (Metro TV 4/14)
↑ビデオ映像があります

米国保健福祉省長官のMichael Leavittは、シティ・ファディラ・スパリ保健大臣の発展途上国からの鳥インフルエンザ・ウィルスを、米国とWHOがその利害のために利用してるという問題の批判に対して、異義を唱えた。Leavitt長官によれば、米国はH5N1の取扱いは、透明性を持って、鳥インフルエンザワクチンを生み出すために働いている。この件については、Leavittはスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領とシティ保健大臣との本日午後、ジャカルタで行われた会談で、明言した。

しかしながら、シティ保健大臣は、インドネシアはMTA(Material Transfer Agreement)が両社の間で締結されるまでは、H5N1ウィルスサンプルをWHOに送ることは、拒絶しつづけると、断言した。その上、ウィルスの使用のされかたは、透明性があるとは言えない。他にも、成果として生まれたワクチンは、実際、必要とする国に対して、高い値段で販売されている。とはいえ、大統領はインドネシアと米国の間のいくつかの完了していない問題について、早く合意を得られることを望んでいる。

*メディアによって、かなりトーンが違うようです。ただ、どの報道からも、このウィルス提供協約については、なんら結論は出なかった、ということはわかります。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 いつも感服してブログ拝見しています。私も新型インフルエンザを心配するブログを行っています。Keiseiさんのブログをいつも参考にさせて頂いています。この前は先にご挨拶まで頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 さてWHO(米国)に対するインドネシアの方針は筋が通っており、特にKeiseiさんの邦訳を拝見していると納得できます。
 両者の非協力は人類の損失に成りかねないのも確かです。
 日本はこの面でイニシアチブが取れると思うのですが、国外に対する関心と政策が無いのが歯がゆいばかりです。

Keisei さんのコメント...

わたしも、いつも拝見させていただいております。確かに筋は通っているんですが、このまま解決をみないと、世界的にはかなりリスクが増してしまうことが、恐ろしいことです。