2008年3月20日木曜日

保健大臣:イスラム組織との対話

Siti Fadilah: Ideologi Islam Paling Lengkap (Hizbut Tahrir 3/19)

シティ・ファディラ・スパリ保健大臣は、完全な思想はイスラム主義であるが、一方現在広がっている思想は、強いものが弱いものを踏み付けにする、覇権主義システムであると表明し、現在の世界のこのシステムは、変わらなければならないと語った。これらは、3月17日ジャカルタで「シティ・ファディラの抵抗:インドネシアが変わるべき時」と題された、(Hizbut Tahrir*1などのイスラム団体が主催する)共同体社会の研究フォーラムにおける議論において、話された。

フォーラム議長のLuthfie Hakimの司会による議論の中で、保健大臣は、すでに先進国がイスラム教徒が大多数の途上国に対して強制をできる時代ではないと明言した。「覇権主義は誰にも利益をもたらさない。」

シティ大臣は、それから、どのようにこの50年以上の間、世界の国々がWHOにウィルスを送ることを強制されてきたかを説明した。実際のところ、ウィルスはWHOの手によって米国に提供され、さらに致命的なことに、その研究所は米国国防省の下の、現在化学兵器製造で知られるところであったことだ。ウィルスがバイオ兵器になったということは決して否定できるものではない。

ゆえに、シティ大臣は、WHOが今まで発展させてきたしくみが途上国を抑圧してきたことに、強く批判している。そのしくみは、全ての国に対し、目的を明らかにすることなく、WHOにウィルスを送ることを強制してきた。ウィルスの解明の裏では、実は先進国のワクチン製造会社に売られてきたのである。

ウィルスを送った国は、なんの代償ももらえないばかりか、ワクチンを非常に高い値段で買わなければならないのである。

保健大臣のこの試みは、世界を震撼させた。それゆえシティは正気でない人間としてイラン大統領アフマディネジャドからとったあだ名をつけられた。シティ大臣の措置に当惑した米国は、それどころか議員がインドネシア大統領に圧力をかけ、保健大臣が協力的でないとまで追求した。しかしながら、この非難に対して、シティ大臣は軽く「それは、私とWHOの問題。なんで米国が関与するの」と答えている。WHOの一つの最高会議の中で、保健大臣はその目的を達している。

彼女は、なされた事が非常に微妙な問題だと認めている。しかしながら、彼女はその大きな保健組織によって示された不公正を見るのは耐えられなかった。ゆえに彼女はこれを「世界が変わるべき時、Tangan Tuhan di Balik Virus Flu Burung」という本にまでした。「もしもこれをイスラム信者のために使うと言われて、駄目だとは言えない」と悔しそうに泣きながら語った。

シティ大臣は、いままで、インドネシアの人々は、いつも外国人から下級なものと思われてきた。役人達は欧米人達と会うときは、いつもへこへことしている。「我々は、馬鹿にされているんです。」

外国人達はいかにも援助したいと振舞うのだが、実際には、彼らがやっていることは、我々人類の生活にとって非常に危険なことなのです。ゆえに、「我々は他のものからの助けに希望を持つことはやめましょう。我々はアラーだけの助けに希望を持つのです。」と彼女は断言した。それ以外にも「もしアラーの道ですることがあるのであれば、迷ってはいけない」と話した。

(同席した)Medical Emergency Rescue Committe (MER-C)トップのJoserizal Jurnalisは、現在世界は不公正で満ちている。「ウィルスの問題だけで、こんな恐ろしいことだ。いったい他の問題はどうなのか」多くのイスラム教徒が多数の国は、先進国からワクチンを買わされている。そしてイスラムの国から買うことは禁じている。

インドネシア自身、ワクチンを作ることはできる。しかし流通は先進国が国際機関を通じて止めている。彼はワクチンメーカの一つが実はDonald Rumsfeld(イラクの建築家)によって保有されていることを指した。

*1 Hizbut Tahrir イスラム解放党。1950年頃中東で設立された、イスラム国家の建設を目的とする国際イスラム組織。イスラム原理主義組織、イスラム過激派組織と訳されている場合がある

3 件のコメント:

tarunai さんのコメント...

 すばらしい訳文で大作ですね。これは色々と参考になるアーティクルと思います。内容がいいですね。
 相当時間をかけていると思いますが、インドネシアの生の情報を伝えるブログとして貴重な存在ですので、今後ともよろしくお願いします。

Keisei さんのコメント...

ありがとうございます。今日はこちら休日だったもので、多少時間がありました。
この記事の内容を見た時は、公開するのをためらいましたが、インドネシア国内の考え方や、動きを少しでも知っていただきたいと思い、訳してみました。
しかし、大臣は最近特にこうした講演活動をさかんに続けており、国内世論を味方につけたいという動きなのでしょうか。ウォッチしていきたいと考えております。

匿名 さんのコメント...

Hey, you have a great blog here. Your posts are very interesting. Nice for share this article. Looking forward to reading more from you.
Thanks for info and good day.

------------------------------------------
Are you play online poker ? Get Free $50 for start.
Regards