2008年3月21日金曜日

保健省:FAO警告を前向きに受け止め

Depkes Sambut Positif Peringatan FAO (Koran SINDO 3/21)

保健省は、国連食糧農業機関(FAO)の、インドネシアでの鳥インフルエンザ(H5N1)拡大に関する警告に、前向きに反応している。

FAOは、インドネシアで蔓延する鳥インフルエンザウィルスが、変異し、人類に対するインフルエンザ・パンデミックの原因になりかねないと述べている。「我々は、警告されたことを感謝しなくてはならない。我々はさらに真剣に取り組まなくてはならない。」 保健省の疾病・衛生管理(P2PL)指揮官のI Nyoman Kandunは、昨日P2PL事務所で語った。

彼によれば、その警告により、保健省と社会全体が、鳥インフルエンザに対し、ますます気をつけ、考えなければならない。しかしFAOの情報について、保健省は、鳥インフルエンザのヒト-ヒト感染の確認書面を送る必要はないと認めている。Kandunも、インドネシアにおける鳥インフルエンザの克服に関し、特に新しい報告は無いと語っている。

調査、監視担当官の総数は増やさない。我々は、今あるしくみを最大限使っていく。「我々の監視担当を増やすことはしないが、そのパフォーマンスを上げていく。総数は、本部と地域の保健局、保健所を含め十分である」と説明した。

他の手段として、保健省はすぐに、患者への投薬の早期化と隔離の早期化を図り、鳥インフルエンザウィルスが早期に新ウィルスに変化しないようにする。鳥インフルエンザの問題は、家禽類の多さとそれらの家禽類の周囲に多くの住民が住んでいることと、非常に関係がある。

この2点は、互いに影響し合っている。彼によれば、ヒト-ヒト感染への変異あるいは、パンデミックにはいくつかのプロセスを経て起きる。違う種の動物、動物-動物、動物-ヒト、限定されたヒト-ヒト、そして断続的感染(限定的で継続性の無い感染)、そしてヒト-ヒト感染の拡大が起きる。

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