2008年3月31日月曜日

ジャカルタ:出産婦が鳥インフルエンザ感染疑いで入院

Baru Melahirkan Diduga Kena Flu Burung (KOMPAS 3/31)

西ジャカルタで、再び鳥インフルエンザ感染の疑いが出た。今回は、西ジャカルタ、チェンカレン(ジャカルタ国際空港の近く)、Durikosambi、Kresek Raya通りに住む(イニシャル)Ev(25)が、3月30日日曜日に、東ジャカルタのPersahabatan Rawamangun病院の鳥インフルエンザ専用病室に入院している。このEvは、1ヶ月前に第一子を出産したばかりである。

夫のRu(27)によれば、24日の月曜日にEvは突然高熱を出した。彼は、妻を住んでいる地域のクリニックに連れていった。「妻は、検査のため血液を採取された。検査の結果から、血漿値が下がっていることがわかり、デング熱に感染している恐れがあるとして、看護を受けるためのCengkareng病院宛の紹介状をもらった」と語った。

チェンカレン病院に着いて、診察に当たった、医師チームは異なった診断を出した。Evは鳥インフルエンザ感染の疑いがあるとされた。高熱の他、Evは頭痛、吐き気があり、度々吐いている。レントゲンの結果、医師チームは、肺に炎症があるのを発見した。

報告を受けたPersahabatan病院は、すぐにEvを引き受けるため、救急車を送った。到着したのは、頭部から足まで覆う防護服を着けた係員であった。

「私は、妻が鳥インフルエンザとは信じられない。なぜなら、妻は家から出ていない。妻は2月25日に第一子を出産したばかりである。だから、どうやって妻が鳥インフルエンザに感染するというのか」Evの夫のRuは、自宅で動物類は何も飼っていないことを付け加えながら、語った。

Ruは、この数週間、地域で家禽類が突然死んだという話も聞かない。ここ数ヶ月、Ruの妻も動物類との直接的な接触は無い。「家から数メートル離れたところに、鳥の屠殺場(小規模の)がある。しかし、私はニワトリや家禽類が突然死んだという話は聞いていない」と述べた。

Persahabatan病院の鳥インフルエンザ対処チーム長のMukhtar Ikhsan医師は、Evの初期の症状は鳥インフルエンザの症状を示している。しかし、確定のためには、さらなる診断が必要である、と話した。「現在、我々は、患者の結果観察をしているところである」とMukhtar医師は語った。

昨年10月に、H5N1ウィルスにより、西ジャカルタ、チェンカレン、Rawabuayaの住民、Abdul Rojakが亡くなっている。

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