2008年5月17日土曜日

ジャカルタ:発生地域に関するニュース

RATUSAN UNGGAS DI RADIO DALAM DIMUSNAHKAN (BKKBN国家家族計画調整局 5/16)

ジャカルタ特別州政府は、鳥インフルエンザ感染により死亡した、Istiqomah(16)の自宅がある、南ジャカルタ市、クバヨラン・バル、Gandaria UtaraのRadio Dalam通り周辺地域で、家禽類の徹底的な探索と処分を実施している。

ジャカルタ特別州知事のFauzi Bowoは、畜産局に対し、Istiqomahの自宅Jalan DwijayaIV周辺の半径100mから500mの地域の家禽類を徹底的に探し、必要であれば即処分を行うよう指示している。

Istiqomahは、東ジャカルタ市、RawamangunにあるPersahabatan病院で、高熱、咳および呼吸困難の症状で、この水曜日に死亡している。手足の指先が青くなる症状も見られた。Persahabatan病院の鳥インフルエンザ医療チームのメンバーであるPriyanti医師によれば、Istiqomahは、鳥インフルエンザ感染陽性であった。

10日前にIstiqomahの弟のAhmad Rizkiも姉と同様の症状を示し、死亡している。しかし、当時、南ジャカルタ市のPondok LabuのPrikasih病院の医師は、Rizkiはチフス感染と診断していた。

Istiqomahの兄であるAlamsyah(26)は現在のところ、まだPersahabatan病院で看護を受けている。初期の検査の結果は、Alamsyahは鳥インフルエンザ感染陰性であった。しかし医師チームは、さらなる検査の結果を待っている。

Istiqomahの感染源に関しては、まだ特定されていない。南ジャカルタ市の市民保健支局長のTogi Asmanによれば、担当者が現在調査中であると話している。担当者はIstiqomahの自宅周辺の21人から血液を採取した。「検査結果はまだでていない。」

現在までのところ、Togiは、担当者は、鳥インフルエンザ感染源の特定が困難だとしている、その一つの原因は、感染者の自宅周辺で家禽類の突然死が確認されていないことにあるとしている。

*情報は錯綜しているようで、メディアにより、兄(26)、感染源に関する情報が異なっている。今回の感染地域は、多くの日本人駐在者・家族が住む、Pondok Indah地域から目と鼻の先の場所であり、本文にもある、Radio Dalam通りは、多くの日本人が、通勤や買い物等で、市内中心部との往復で日常的に通過する道路である(地図参照)。

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